消費増税時に実施される「キャッシュレスの還元制度」は上限に注意
消費税１０％への増税時に「キャッシュレス・消費者還元事業」が行われます。
２０１９年１０月から２０２０年６月までの期間中に、対象の店舗で、対象のキャッシュレス手段で買い物をすると、
中小企業・小規模事業者が運営する店舗は利用金額の5％
コンビニなどのフランチャイズチェーン店舗は利用金額の2％
に相当する額がポイントやキャッシュバックで還元されるというものです。
５％だと増税分より３％も多いので、上手く利用すれば結構お得な制度だと思います。
増税前より増税後に買った方が３％得するケースがいろいろありそうです。
特に、高額な買い物の場合はメリットが大きくなりそうな気がします。
私の場合は、自宅のリフォーム代（数１００万円かかりそう）をカードで払おうかと検討していたのですが・・
ところが、
この還元制度には還元額の上限があるようです
少し前に報道もされていたようですが、大手カード会社の場合は１か月で１万５千円だそうです。
５％で１万５千円だとすると、１か月の利用金額の３０万円分が上限になります。
３０万円を超えた分は１円も還元されません。
実は、高額商品を買っても、あまりメリットが大きくないかもしれません。
この還元制度のメリットをより大きくするには、
・複数の月に分けて買う
・複数のカードや決済手段に分散して買う
といった方法で、なるべく上限を超えないようにする工夫が必要になりそうです。
この還元額の上限については、キャッシュレス・消費者還元事業 にも書かれていないようですが、もっと周知してもらいたいです。
