国税当局にバレなければ納税しなくていい
物議を醸している鈴木財務大臣の国会答弁です。
NHK NEWS WEB (2024/2/22)鈴木財務相 政治資金問題 “納税行うかは議員が判断すべき”
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、鈴木財務大臣は、収支報告書に記載されていなかった収入のうち、政治活動に使わなかった残額を個人の所得として納税を行うかは、政治責任を果たすという観点で議員が判断すべきだという認識を示しました。
鈴木財務大臣は22日の衆議院予算委員会で、政治資金収支報告書に記載されていなかった収入の税務上の扱いについて問われ「政治活動に使わずに残った所得で、控除しきれない部分があると議員みずからが判断した場合、納税することはもちろん可能性としてはある。疑義を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から判断されるべきだ」と述べました。
また、税務当局による調査の必要性について「課税上、問題があるかは、独立的に国税庁で判断されるべきだ。国税当局として疑義がある場合は適切な対応をとる方針だ」と述べました。
鈴木財務大臣の答弁を要約すると、こうです。
「納税するかしないかは、議員が勝手に自己判断すればよい」
「国税当局が疑義があると判断した場合は、適切な対応をとる」
つまり、
「国税当局にバレなければ、納税しなくていい」
ということを財務大臣が認めたことになります。
特に気になったのは、
「政治家が政治責任を果たすかどうか」
で納税するかしないかを判断するという点です。
納税するかしないかは、税制で判断すると思っていたのですが、そうではないようです。
国民の代表である国会議員が勝手に自己判断していいなら、国民も自己判断でいいということでしょうか?
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カンテレNEWS
それにしても、次から次へと国民感情を逆なでする発言が出てくるものです。
本当にボイコットする人、出てきそうな雰囲気です・・