トランプ前大統領暗殺未遂事件(その6)
銃声の音声データを見てみると、不可解なことが多すぎます。
この記事に関する更新情報があります。
トランプ前大統領暗殺未遂事件(その9)
もご確認ください。
事件発生時の銃声が記録された2つの音声データを見てみました。
1つは、トランプ氏の近くのマイクで録音されたと思われる、以下のCNNのサイトの動画の音声です。
CNN Video
CNN Video captures shooting at Trump rally
もう1つは、先日放送されたフジテレビのMr.サンデーの番組を録音した音声です。
Near Crooks
フジテレビ Mr.サンデー(2024/7/21)
この音声は、画面に表示されている通り、クルックス容疑者がいた屋根に近い場所で録音されたと思われます。
音声データの波形の表示には、Audacityを使いました。
CNNの動画の銃声が聞こえる部分の音声データの波形を表示させると、このようになります。
AからJの記号は、Mr.サンデーの波形と合わせて記入してあります。
一連の波形を部分的に拡大して、CNNの動画の音声(CNN Video)と、Mr.サンデーの動画の音声(Near Crooks)を、タイミングを合わせて並べると、以下のようになります。
A,B,C
CNN Videでは、A,B,Cは3発とも約0.2秒後に反響音(echo)が記録されています。
Near Crooksは音源に近いので、そのような反響音が記録されていない可能性があります。
D,E,F,G,H
D,EはA,B,Cと同様に、CNN Videoの方には約0.2秒後に反響音が記録されています。
D,Eの音源は、A,B,Cの音源の近くの可能性があります。
FはCNN Videoに記録されていません。
Near CrooksのFの波形は、D,Eと比べて少し小さいので、トランプ氏の近くでは聞こえなかった可能性があります。
Fの音源とD,Eの音源は、異なる可能性があります。
Gはよく分かりません。
Gの約0.15秒後に反響音のような波形(X)がありますが、Xを聞いた感じでは反響している音には聞こえません。
またXは、その約0.2秒後に反響音のような波形が記録されています。
Gの音源は、D,Eの音源ともFの音源とも異なる可能性がありそうです。
XはNear Crooksの方には記録されていないようですが、これもよくわかりません。
HはCNN Videoに記録されていません。
XはHより約0.01秒早いので、関係なさそうです。
Hの音源は、D,E,F,Gの音源とは異なる可能性がありそうです。
I
IはCNN Videoに記録されていないようです。
Iの波形は、Near Crooksの他の波形より幅が狭いです。
消音器(サイレンサー)を使って発砲すると、このようになるのでしょうか?
Iの約0.1秒前のYは、Near Crooksには記録されていません。
トランプ氏の近くで小型の銃から発砲されたのでしょうか?
J
JはNear Crooksでは0.13秒後に反響音が記録されています。
CNN Videoの方には反響音がありません。
Jは報道の通り、トランプ氏の近くのSS狙撃手から発射された可能性が高そうです。
次に、AからJの個々の波形を拡大すると、以下のようになります。
すべてNear Crooksの波形です。
A,B,CとD,Eは、発砲直後の周波数が高い状態の長さが明らかに違うので、別物の可能性が高そうです。
D,EとFも違うように見えます。
GとHは似ているように見えますが、HはCNN Videoに記録されていないので、別物の可能性が高そうです。
Iは波が落ち着くまでの時間が他より短いです。サイレンサーの効果でしょうか?
Jも他とは違います。
以上をまとめると、このようになります。
全部で9つの武器が使われた可能性があります。
発射された銃弾は全部で10発ではなく、12発だった可能性もあります。
犯人が1人で8発の銃弾を発射したという捜査当局の発表は、おそらくデマでしょう。
セミオートのAR-15で打つには、間隔が短すぎるという話もあります。
4発目から8発目までの時間は約0.8秒です。その時間で5発もまともに発射できるのでしょうか?
6発目以降は、全て異なる武器から発射された可能性もありそうです。
これは専門家が厳正・厳密に調査する必要があるのではないでしょうか。
疑惑は深まるばかりです・・