新型コロナ、集計されない「在宅死」も多数か

新型コロナの公表されている死者数はそんなものでしょう。

NY州だけで感染世界ワースト1位、集計されない「在宅死」も多数か

米ニューヨーク州のクオモ知事は8日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)は奏功しているものの、新型コロナ感染症による死者が前日から779人増え、1日の死者数としては最多になったと発表した。

その一方で知事は、自宅で死亡した人の数が集計に含まれておらず、実際の死者数はこれよりも多い可能性があると述べた。
NY市のデブラシオ市長は、自宅で死亡し集計に含まれていない人が、毎日100―200人程度いるものとみている。

同様の話は日本でもあるのではないでしょうか。

日本では肺炎で入院した場合はPCR検査をする場合があるようですが、

肺炎入院PCR検査
厚生労働省 院内注意

風邪程度の症状で、自宅で療養している人は結構いそうです。
中には、知らないうちに新型コロナに感染している人もいるかもしれません。
PCR検査を受けたくても受けられない人もいるでしょう。
そして、短時間で一気に症状が悪化してしまうケースも考えられます。

日本で自宅で亡くなる人の割合は平均13%位です。

死亡に占める自宅死の割合
看取り参考資料

年間の死者数は約130万人なので、17万人位が自宅で亡くなっていることになります。

日本の死因順位
平成30年人口動態統計

自宅で亡くなる人は老衰が多いかもしれませんが、これだけ人数がいれば、中には新型コロナに感染している人がいても不思議ではないと思います。