新型コロナ、大阪も結構ヤバいかも

東京の次に感染者数が多い大阪ですが、結構厳しくなっているようです。

大阪府の最新感染動向 はこのようになっています。

新型コロナ大阪陽性者数
新型コロナ大阪検査実施件数
新型コロナ大阪相談件数

気になるのは、相談センターへの相談件数です。
3月30日以降、いきなりそれ以前の2倍近くになっています。
これは本当に相談件数が一気に増えたか、または電話回線を増強して相談を多く受けられるようになったかだと推測しますが、どちらにしてもこの頃から相談者が急増したと思われます。
そして、検査実施件数は31日以降増加しています。

3月30日の2週間前は16日ですが、その頃は陽性者数が減少しています。
陽性者数が減少して「気が緩んだ」のでしょうか。
3月中旬の「気の緩み」によって、30日以降、感染者数の急増が起きているのかもしれません。

大阪府の吉村知事は3月20日からの3連休の前に、連休中の外出自粛のお願いをしていましたが、2週間後の4月3日以降も感染者数の増加は止まっていないようです。
もう、週末だけ外出の自粛をお願いしても、あまり効果はなさそうです。

東京と同様、大阪も感染の拡大に勢いがついてしまったかもしれません。
今後、緊急事態宣言の補償なき要請で、どれだけ感染を減らすことができるでしょうか。
 
 
医療用品の在庫も厳しくなっているようです。

大阪府医療用品備蓄状況
大阪府、医療用マスクや防護服は在庫ゼロ 国に対応要望

大阪府の吉村知事は国に、
「緊急事態宣言の対象地域に優先的に配ってくれ!」
と言っているそうですが、すでに日本中で医療用品の争奪戦が起きていると思われます。

N95マスクに関しては、厚労省から捨てずに再利用するように通知が出ています。

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部 N95マスクについて

現在、N95マスクについては、医療機関において使用されているところですが、供給不足が生じている状況です。
このことに対応するため、厚生労働省ではN95マスクの再利用に関する海外の知見を収集しているところです。
これらの知見に基づく方針については、近日中に取りまとめる予定です。
今後のN95マスクの供給については、当面のところ増加の見通しがたたないことから、廃棄について慎重にご検討いただくよう、管内医療機関に周知をお願いいたします。

院内感染が起きないことを願うばかりです・・