新型コロナ、北海道の感染者数が再び増加
新型コロナの感染者数を一度抑え込んだ北海道ですが、再び増加を始めてしまいました。
北海道は2月28日から3月19日まで緊急事態宣言を行い、外出の自粛を呼び掛けました。
その成果もあって、3月の後半は感染者数が低く抑えられていました。
ところが4月7日以降、再び感染者数が増加しています。
日程的に見ると、4月7日の2週間前は3月24日で、緊急事態宣言終了後の3連休明けの時期とほぼ一致します。
3連休明けの週に感染した人が潜伏期間を経て、4月7日以降に陽性が確認されていると考えられます。
北海道の鈴木知事は緊急事態宣言終了後、「新たなステージへ」というテーマで、感染拡大の防止と社会経済活動の両立を目指しましたが、それが上手くいかなかった可能性があります。
最近の感染状況を見ると、東京滞在歴ありの人が結構含まれています。
その人からさらに北海道内での2次感染が起こっている可能性も十分考えられます。
3月の後半は、グラフ上は感染者数が少なくなっていましたが、水面下で感染が広がっていたことになります。
北海道内で感染を抑えても、他の地域からの人の流入を止めない限り、再度感染が広がってしまうということだと思います。
そうなると、今行われている国の緊急事態宣言が一部の都府県限定でいいのか?
という疑問も出てきます。
モグラたたきになってしまうかもしれません。