東京都が公表を始めた「陽性率」は信用できるのか?

東京都は新型コロナのPCR検査における陽性率の公表を始めましたが、どうも不可解な点があります。

東京都が5月9日に公表した陽性率のグラフはこれです。


新型コロナウイルス感染症のPCR検査の陽性率について

陽性率の算出方法はこのようになっています。


 
PCR検査を実施する所が3種類あって、
1.東京都健康安全研究センター
2.PCRセンター(地域外来・検査センター)
3.医療機関
時期によって陽性率に反映させるものが違うようです。

データの連続性は大丈夫なのか気になりますが、それはそれとしても、不可解なのが直近の陽性者数です。

グラフの直近の陽性者数の部分はこうなっています。

陽性者数(青の部分)は、
5月7日は大体80くらい
5月8日は大体20くらい
です。

7日以降は全検査所の合計なので、東京都が毎日発表する陽性患者数と同じだと思うのですが、違っています。

新型コロナ東京都陽性患者数
都内の最新感染動向

陽性患者数は、
5月7日は23人
5月8日は39人
です。

この違いは何なのでしょう?
どうにも不可解です。

東京都の陽性率、そのまま信用していいのでしょうか?