新型コロナ、「K値」で首都圏の収束状況を見てみた

「K値」を使って首都圏1都3県の新型コロナの収束状況を見てみました。

前回のブログ
緊急事態宣言、「K値」で東京都の解除時期を予測してみた
の続編になります。
 

首都圏の1都3県はそれぞれ状況が違うようです。
 

東京はほぼ予測線の通りに進んでいます。

新型コロナK値東京都

新型コロナK値東京都

今のペースが維持できれば、5月末までには政府の緊急事態宣言解除の目安(人口10万人当たり0.5人未満)をクリアできそうです。
 

ちょっと嫌な感じになっているのが神奈川県です。

新型コロナK値神奈川県

新型コロナK値神奈川県

予測線を外れて上昇しています。
院内感染も頻発しているようですが、予断を許さない状況だと思います。
これ以上上昇が続く場合は、何か対策が必要かもしれません。
 

千葉県は予測線を下回っていて、すでに緊急事態宣言解除の目安もクリアしています。

新型コロナK値千葉県

新型コロナK値千葉県

4月22日以降、収束のペースが早まっています。
今の状態を維持できれば大丈夫そうです。
 

埼玉県も緊急事態宣言解除の目安をクリアしたようです。

新型コロナK値埼玉県

新型コロナK値埼玉県

5月の頭は停滞していましたが、連休明けから収束方向に向かっています。
この調子を維持できるかが注目されます。
 

東京はメディアでも頻繁に取り上げられるので状況がよく知られていますが、あまり報道されない神奈川県がちょっと心配です。
陽性患者数のグラフを見ても、ここ数日増加傾向です。

新型コロナ陽性患者数神奈川県
県内の最新感染動向

首都圏で神奈川県だけ取り残されてしまわないか、気がかりです。