新型コロナ、感染拡大防止と社会経済活動の両立は失敗
自治体が次々と休業要請を出す状況になってしまいました。
40代以上の陽性者数は、4月と似た状況になってきました。
徐々に高齢者も増えているので、病院がひっ迫するのは時間の問題と思われます。
ついに東京都は営業時間の短縮を要請するようです。
東京都 飲食店などに営業時間の短縮要請へ 協力金支給の方針東京都は、会食などを通じて新型コロナウイルスに感染するケースが相次いでいるとして、酒を提供する都内の飲食店やカラオケ店に営業時間の短縮を要請し、応じた中小の事業者に協力金を支給する方針を固めました。
都によりますと、このところ、会食を通じて感染するケースが相次いでいるということです。 このため、都は、酒を提供する都内の飲食店やカラオケ店に対して営業時間を短縮して午後10時までとするよう要請する方針を固めました。
関係者によりますと、要請に応じた中小の事業者には、協力金として20万円を支給する方向で最終調整しています。 要請する期間は8月3日から31日までになる見通しです。
すでに家庭内感染もかなり増えてしまっているようですが、この条件で感染拡大を止めることはできるのでしょうか。
大阪も営業時間短縮の要請を検討しているようです。
大阪知事 営業短縮要請を提案へ大阪府の吉村知事は、記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が府内で急増していることを受けて、夜の繁華街での感染拡大を抑え込むため、特定のエリアの飲食店を対象に、深夜営業の自粛など営業時間の短縮を要請できるよう、近く、西村経済再生担当大臣に提案する考えを明らかにしました。
大阪で気になるのは、相談センターの相談件数です。
新型コロナ受診相談センターへの相談件数
大阪府の最新感染動向
4月の状況に近づいてきています。
どこかの政治家が「4月の時とは状況が違う」と言っていますが、市中の状況を把握しているのでしょうか?
あまり全国ニュースでは取り上げられていないようですが、宮崎県の状況も気になります。
宮崎県 接待を伴う飲食店への休業要請 1日から県全域に拡大新型コロナウイルスの感染拡大をうけて宮崎県の河野知事は一部の地域に出している休業要請を、1日から県全域に拡大することを発表しました。
4月の時と比較すると今は感染者が激増した状況です。
病院や保健所の体制が心配です。
今、愛知県はかなりヤバい状況になっている可能性があります。
感染者が4月と比べて激増しています。
入院患者数も激増です。
陽性率は10%を超えています。
PCR検査数が全く不十分ではないでしょうか。
名古屋市の陽性率は30%を超えているというニュースもあります。
すでに症状があってもPCR検査が受けられない事もあるようで、4月の東京のようになっているかもしれません。
病院や保健所の体制が心配です。
大村知事は休業要請に後ろ向きのようですが。
愛知で過去最多167人感染 大村知事、休業要請は否定
いずれにせよ、第1波の教訓が全く活かされていません。
活かされていないだけでなく、政府は感染の拡大を後押ししています。
市中感染が増加を続けている状況で、病床数だけ見て楽観的に構えていたら、やがて医療も経済も崩壊してしまうでしょう。