安倍元首相の国葬は問題だらけ(その5)
これもウヤムヤなままです。
NHK政治マガジン(2018/5/28)文書廃棄 改ざん「私の答弁が起点であるということでは全くない」安倍首相
財務省が行った森友学園との交渉記録の廃棄や決裁文書の改ざんについて、安倍総理大臣は、去年2月の「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」という自身の答弁は影響していないという認識を強調しました。
このモリカケ問題も宗教団体が絡んでいたという疑惑があるようです。
日刊ゲンダイ(2017/6/9)森友、加計、改憲宣言…すべての裏に「日本会議」の異常
朝日新聞(2018/3/14)「総理のご意向」というレッキとした行政文書があるのに、「私の意向は入りようがない」と、いまだに知らぬ存ぜぬを決め込んでいる安倍首相。しかし、安倍官邸が直接「加計問題」に関与していた疑いが浮上してきた。
加計氏、籠池氏、2人に共通するのは日本最大の右翼組織「日本会議」に近いということだ。もちろん、安倍も「日本会議」と極めて近い。
籠池氏が「日本会議」の主要メンバーだったことは知られた話だ。加計氏も“日本会議の別動隊”といわれる「教科書改善の会」に名前を連ねている。
つまり、加計、籠池、安倍の3人は「日本会議」という一本の線でつながっているということだ。
日本会議「疑惑の目、いわれなし」 改ざん前の記述批判
財務省が2015年4月に作成した当時の文書では、学園理事長だった籠池泰典被告を「日本会議大阪代表・運営委員」と記載。日本会議大阪の説明や、「日本会議国会議員懇談会」の「副会長に安倍晋三総理らが就任」などと書かれていた。これらの記載は改ざん後になくなっていた。
日本会議は、籠池前理事長が11年に退会して関係が消滅しているなどとし、「事実から大きく逸脱している」と批判。「文書の書き換え問題に関し、日本会議に疑惑の目を向けられるいわれはない」とし、国有地取引への関与も「一切ない」と否定している。
ちなみに、日本会議と統一教会は「蜜月」の関係だそうです。
旧統一教会と日本会議、「野合」の運動史…歴史認識が対立しても「とりあえず共闘」の打算
自民党右派を中心とする政界に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が浸透していた問題では、一つの素朴な疑問が浮かぶ。政界の右派のみならず、それを支える日本最大の右派改憲団体、日本会議なども同教会と「蜜月」関係を築いてきたことだ。
日本の右派と同教会は戦前の日本のアジア侵略をめぐる歴史認識では全く相いれない立場だ。「反共」が共通項とはいえ、なぜ数十年にわたって協調してきたのか。一水会の現代表である木村三浩氏は「勝共はカネも動員力もある。そして『反左翼』でとりあえず共闘する。同床異夢でも、安倍政権を支えることで一致していた」と話す。いわば、打算による野合だ。
まともな組織なら、反社会的な団体とは関係を絶つと思いますが・・
それにしても、マスコミは統一教会を連日叩いていますが、日本会議についてほとんど触れないのは、なぜでしょう?