Jリーグ試合会場でマイナカードを使った個人情報の収集

もう「所構わずマイナカード」ということでしょうか。

毎日新聞(2024/9/10)
Jリーグ試合、マイナ持参で抽選会 デジタル庁が普及へ実証実験

デジタル庁は11月、Jリーグ公式戦の試合会場で、マイナンバーカード活用の実証実験を実施する。カードを持参すれば誰でも参加できる抽選会を開催し、参加者はカードの情報に応じた景品などを受け取れる。

実証実験は、11月1日の「川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ」と、同9日の「湘南ベルマーレ対北海道コンサドーレ札幌」の計2試合で実施する。スタジアム場外に抽選ブースを設け、参加者のマイナンバーカードを読み取るとともに、顔認証を実施する。

住所地別など参加者情報に基づいた景品や特典が当たる。ホームやアウェーチームの本拠地にちなんだ地産品を贈ったり、選手と記念撮影したりする特典が検討されており、決まり次第、川崎フロンターレと湘南ベルマーレのホームページで発表される。

Jリーグのチームはこれまで、ホームゲームでチケットを購入した人など一定の来場者の情報は把握してきたが、同行者や招待者の情報までは把握できていなかったという。マイナンバーカードによる今回の実証実験では、こうした人たちを含めた住所地などの属性調査も可能となる。集めた情報はホームタウン活動への活用が期待されている。

デジタル庁(2024/9/6)
Jリーグ試合会場におけるマイナンバーカード活用に関する実証実験を開始します

検証内容
1.マイナンバーカード情報の利活用
ご本人の同意のうえで、ホームチームやアウェイチームのサポーターに対して、住所情報等の基本4情報を確認し、クラブの来場者コミュニケーションや、取組施策への活用可能性を検証します。
2.不正防止効果
サポーターに対する特別体験および特別な景品贈呈時にマイナンバーカードによる本人確認を行うことで、不正防止効果(なりすましや転売の防止)に資するか検証します。
3.ホームタウン活動での情報活用
これまで情報把握が難しかった来場者(同行者や招待客を含む)の住所情報が把握できること、域外・域内の周遊動態に応じたホームタウン活動への活用可能性を検証します。


 

Jリーグの試合を盛り上げるための景品の贈呈などのためにマイナカードを使うようですが、政府(デジタル庁)がやる仕事なのでしょうか?

もう、所構わずマイナカードを使わせようとしているとしか思えません。

基本4情報と顔のデータは取得するようですが、他に取得される情報は何があるのでしょう?
それらの個人情報は、どこにいつまで保存されて、何に利用されるのでしょう?

<関連記事>
マイナンバーカードをイベントで活用、政府の目的は何だ?