再びトランプ前大統領暗殺未遂事件(その2)

容疑者は12時間前から潜伏していたようです。

JIJI.COM(2024/9/17)
ゴルフ場付近で12時間待ち伏せか 銃不法所持で容疑者訴追―トランプ氏暗殺未遂

米南部フロリダ州のゴルフ場で起きたトランプ前大統領の暗殺未遂事件で、連邦捜査局(FBI)は16日、銃の不法所持容疑で、ライアン・ラウス容疑者(58)を訴追した。FBIによると、容疑者はゴルフ場付近で約12時間にわたり潜伏していた可能性があり、トランプ氏を待ち伏せていたとみられる。

FBIが容疑者の携帯電話を解析したところ、15日午前2時ごろから、茂み付近にいたことが確認された。周辺の聞き込みなどで、事件に至る容疑者の動きを調べている。

NEW YORK POST (2024/9/16)
Would-be Trump assassin exploited security hole that Secret Service has known about for years - and the pictures prove it

トランプ暗殺未遂犯はシークレットサービスが何年も前から知っていたセキュリティホールを悪用した。写真がそれを証明している。

ドナルド・トランプ前大統領のウェストパームビーチのゴルフコースをSKSライフルで張り込んだとされる銃撃犯は、シークレットサービスが何年も前から知っていたセキュリティホールを突くことに成功した。

ワシントン・ポスト紙が雇ったカメラマンを含む報道カメラマンたちは、ゴルフコースの周囲に場所を確保し、トランプ氏がゴルフをしたり、ゴルフカートで走り回ったりする写真を何度も難なく撮影してきた。

彼らは望遠レンズを使って、第45代大統領をはっきりと見通せる状態でなければ撮影できない写真を、誰にも気づかれずに茂み越しに撮影したこともある。中にはシークレットサービスに横目で見られることもなく、75ヤードまで近づいた人もいた。


 

 

容疑者は6番ホールの近くの茂みに潜伏していたようです。
トランプ氏がまだ5番ホールのプレイ中に、シークレットサービスが容疑者を発見できたのは良かったと思いますが、以前から分かっているセキュリティホールを放置していたのは問題ではないでしょうか。
ライフルを持った容疑者が、そこに12時間も潜伏することを許してしまったということになります。

それはそれとしても、やはり気になるのは、
トランプ氏がこの日にここでゴルフをするという情報を、容疑者がどうやって知ったのかです。

GATEWAY PUNDIT (2024/9/16)
Would-be Assassin Targeting Trump May Have Had Inside Info on His Schedule, Ex-FBI Official Warns: ‘A Scary Possibility’

トランプ氏を狙う暗殺未遂犯はトランプ氏のスケジュールに関する内部情報を持っていた可能性があると元FBI当局者が警告。「恐ろしい可能性」

元FBI職員は、ドナルド・トランプ前大統領をフロリダ州のゴルフクラブで狙ったとして逮捕された暗殺未遂容疑者のライアン・ウェズリー・ラウス容疑者(58歳)が、トランプ氏の居場所に関する内部情報を入手していた可能性があると警告した。

ゲートウェイ・パンディットは先に、ドナルド・トランプ前大統領が日曜日にトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブでゴルフに出かけるのは土壇場での決定だったと報じた。

元FBI副長官のクリス・スウェッカー氏はニューズウィーク誌に対し、法執行機関は現在、ラウス氏がどのようにしてトランプ氏が日曜日にウェストパームビーチのゴルフコースにいることを知っていたかの解明に注力していると語った。

「答えるべき最大の疑問は、『暗殺者候補はどうやってその時間にその場所にいることを知ったのか?』だ」とスウェッカー氏は語った。

同氏は、内部情報が存在する可能性は「恐ろしい」危険な現実であり、無視できないと付け加えた。

今後、真相はどこまで明らかにされるのでしょうか・・