マイナ保険証の登録解除申請792件 厚労相「原因の分析必要」

徹底的に原因を分析して、責任の所在を明らかにしてほしいです。

毎日新聞(2024/11/12)
マイナ保険証の登録解除申請が792件 厚労相「原因の分析必要」

福岡資麿厚生労働相は12日の閣議後記者会見で、10月下旬に受け付けを開始したマイナ保険証の利用登録の解除申請が、792件(8日現在)あったと明らかにした。
福岡氏は現時点で理由などは把握していないとした上で、「どういうところに要因があるのかということは、政府としてもしっかり原因について分析していく必要がある」と話した。

マスコミはほとんど報道してこなかったにも関わらず、わずか10日ほどで800件近くの申請があったようです。

今後、さらに増えていくことが予想されます。

厚労省は保険証廃止を決定した経緯から徹底的に調査する必要があると思います。

東京新聞(2024/9/25)
「保険証廃止」一体誰がどう決めたのか 「記録はない」と判明…首相報告や閣僚間のやりとり 経緯は闇の中へ

現行の健康保険証の廃止がどのように決まったのか、その決定経緯が分かる記録を政府が残していなかったことが、東京新聞の情報公開請求や関係者への取材で分かった。
事実上のマイナンバーカード取得義務化にも等しい大きな政策転換だったにもかかわらず、政府内でどのような議論があったのかブラックボックスになっている。

政府が現行保険証の廃止の方針を示したのは、2022年10月13日。河野太郎デジタル相が記者会見で、「2024年度秋に現在の健康保険証の廃止を目指す」と表明した。後に政府は2024年12月廃止と決定した。
それまで政府は「原則廃止」としながらも、「強制はしない」と現行保険証の選択の余地も残していた。


 

(参考)
保険証廃止の決定、経緯の記録がないらしい

 
徹底的な調査・分析と、責任の所在を明確にして、すべて公表されることを期待します。