マスク不足に物申す~洗えるマスクはどこへ行った?
相変わらず深刻なマスク不足が解消していないようで、ついに家電メーカーのシャープまでマスクの生産を始めるそうですが・・
NHK NEWS WEB (2020/2/28)
シャープ マスク生産へ 三重の液晶ディスプレー工場で
経済産業省のマスクの状況 を見ると、現在の国内のマスクの供給は週1億枚以上だそうですが、今の状況を考えると、それでも全然足りないような気がします。
非常にざっくりですが、
日本の労働人口約7000万人が、単純に1日1枚のマスクを使った場合は、
1日に7000万枚のマスクが必要です。
1週間では、7000万×7日=4億9000万枚です。
土日を除いたとしても、3億5000万枚です。
週1億枚作っても、足りないのは明らかです。
それに、いつ手に入るか分からない状況では、ある程度の買いだめをせざるを得ません。
1人分で50枚や100枚位は確保しておきたいと思うのは普通だと思います。
転売目的の買い占めがなくても、週1億枚程度ではザルに水を注ぐようなものではないでしょうか?
政府は「マスクは買い占めなくても大丈夫」と言っていますが、大丈夫な根拠が知りたいです。
ところで、「洗えるマスク」はなぜなくなってしまったのでしょう?
一部、洗えることを売りにしているマスクもあるようですが、今出回っているマスクはほとんどが使い捨てです。
毎日、国民の大多数がマスクを使い捨ててたら、店からなくなるのは当たり前だと思います。
このマスクは10年ほど前に購入したものですが、
使った後は、漂白剤で殺菌して洗って、繰り返し使っているので、マスク不足とは無縁です。
確か、このマスクは近所の普通のドラッグストアで普通に買った覚えがあります。
10年前は洗えるマスクが普通に売っていたのに、いつから使い捨てだけになってしまったのでしょう?
衛生上は使い捨ての方が安全かもしれませんが、普通の人が通勤で使う程度なら、ちゃんと洗えば問題ないと思います。
何となく、
現在のマスク不足の責任の一端は、マスクメーカーにもありそうな気がするのですが・・
関連記事
マスク不足は解消しない・・・ついに日本政府とWHOが認めた?
マスク不足が解消する時期は? マスクの転売禁止で解消?