ゼレンスキー大統領が欲しくてたまらないアイアンドーム
誰かプレゼントできる人はいないのでしょうか。
朝日新聞(2022/3/21)ゼレンスキー氏「アイアンドーム」の輸出求める イスラエル国会演説
MISSILE THREATウクライナのゼレンスキー大統領が20日、イスラエル国会でビデオ中継による演説をした。
ロイター通信などによると、ゼレンスキー氏はイスラエルのミサイル防空システム「アイアンドーム」に触れて、「あなたたちは必ずウクライナの人々や、ウクライナのユダヤ人の命を救うことができる」と述べ、ウクライナへ輸出するよう求めた。
RAFAEL Iron Domeアイアンドーム（イスラエル）
アイアンドームは、短距離ロケットや大砲を迎撃するために設計されたイスラエルの移動式ミサイル防衛システムです。これは、パレスチナ自治区とヒズボラが支配するレバノンからの無誘導ロケット弾とドローン攻撃に対抗することを目的とした、イスラエルのミサイル防衛アーキテクチャの最下層を構成します。アイアンドームのバッテリーには、3～4個のランチャー、戦闘管理システム、および火器管制レーダーが含まれています。各ランチャーは最大20機のタミール迎撃機を収容できます。
2012/2013年の時点で、完全なバッテリーの製造には約1億ドルの費用がかかります。
各アイアンドームバッテリーは、短距離ミサイル、迫撃砲、ロケットから最大150平方キロメートルの領域を防御できます。
アイアンドームは2011年からイスラエル空軍で運用されており、2000発以上のミサイルの迎撃に成功し、成功率は９０％以上です。
このようなオールインワンタイプなら移動も簡単そうです。
ちなみに、アップグレード版の成功率は１００％だそうです。
THE TIMES OF ISRAEL (2020/1/12)Decade after 1st interception, new Iron Dome boasts 100% success rate in trials
最初の迎撃から10年、新しいアイアンドームは試験で１００％の成功率を誇っています
アイアンドームミサイルシステムの最初のテストから10年を記念して、国防省は日曜日に、防空バッテリーのアップグレードされたバージョンで一連の迎撃試験を実施し成功したと述べた。
「私たちは100％の成功率で一連のテストを完了しました。システムは、実験の目的で確保されたエリアでシミュレートされたすべての脅威を迎撃しました」と、テストを実施したアイアンドームのメーカーの1つであるラファエルの副社長であるPiniYungmanは述べています。
ゼレンスキー大統領が欲しがるのも分かる気がします。
