2020年の日射量まとめ・・夏の日射量が気になる
少し遅くなりましたが、2020年の日射量をまとめておきます。
今までと同様、気象庁の過去の気象データ検索 の東京、函館、福岡の月別の全天日射量のデータを使用しました。
2020年の東京と福岡はとにかく7月の落ち込みが大きかったです。
2019年の7月も低日射量でしたが、それ以上の落ち込みです。
春と8月の日射量のおかげで年間トータルでは過去の平均を上回っています。
函館は年間通して平均的な日射量でした。
東京と福岡の7月の日射量と湿度の長期的な推移を見ると、このようになっています。
2020年の7月の日射量は、過去47年で見ても厳しい年だったことが分かります。
また、最近の湿度の上昇も気になります。
特に東京は2年連続で90%近い値になっています。
地球温暖化の影響による海水温の上昇が原因のようですが、湿度上昇による夏の天候不順が今後も慢性的に続くようになってしまうと心配です。
年間日射量の長期トレンドは以下のようになっています。
3地点とも現時点ではトレンドが大きく変化している状況ではないと思いますが、引き続きチェックしていこうと思います。