高温でブレーカーが落ちた

数日前のことですが、第2発電所の集電盤のブレーカーが落ちてしまいました。

この300Aのブレーカーです。


 
去年の夏は大丈夫だったので全く警戒していなかったのですが、気付いたら発電電力が0になっていました。


 
正午過ぎの1日で一番気温が高くなる頃に落ちたようです。。

サーモカメラで撮影すると、ブレーカーの下の線材が束になっている部分の温度が高くなっているのが分かります。


 
56度近くあるようです。


 
ブレーカーの下に付いているカバーを外して、端子の温度も見てみました。


 
圧着端子もケーブルと同じ位の温度になっています。

線材が束になっている所は、線材で発生した熱が溜まりやすくなって、その熱が端子を経由してブレーカーの温度を上昇させる一因になっている可能性があります。


 
そこで、とりあえず緊急対応として、この線材の束を少し分割することにしました。


 
今まで三相分の全ての線材が1つに束ねられていたのを、相ごとに分けて束ねるようにしました。

これで温度を見てみると、1度位下がっています。
(誤差の範囲かもしれませんが・・)


 

 
あと、ブレーカーの下に付けてあった端子カバーは、熱がこもりそうなので、はずしておくことにしました。

この程度で大丈夫か分かりませんが、とりあえず緊急対応しました。

でもこのままだとちょっと心配なので、冷却ファンの設置を考えようかと思っているところです。